簿記2級の難易度はムラがある!?【難易度】

商工会議所では、日商簿記2級を「高校程度の商業簿記および工業簿記(初歩的な原価計算を含む)を修得している。」と定義しています。
この「高校程度」とはもちろん、商業学校を指しますが、実際は商業高校に通っている学生や卒業生でも日商簿記2級の取得者は少ないです。
また、きちんと試験対策をした大人でも何度受けても合格点に足りず、落ちてしまうこともあるので、単純に「高校程度」と考えない方が良いでしょう。

合格率の項でも書きましたが、簿記の本番の試験は、試験の回ごとに難易度にムラがあります。
例えば、ここ5年の商工会議所のデータを見ていると一番高い合格率の回は47.6%とほぼ半分の受験生が合格していますが、一番低い回は12.4%と10人に1人しか合格していません。
合格率が30%以上を上回る回は、ほとんどが過去問のパターンから出題されています。

しかし、合格率が20%を切ると、初めて見る問題も多々出題されます。
その為、その場のひらめきで解かなければいけませんが、数多くの問題を解いて試験に挑まなければ、定められた時間内にひらめきを得ることは難しいでしょう。
自分が思っているより、余裕を持ってたくさんの勉強時間を取り、なるべく多くの問題をくり返し解くことが合格の秘訣と言えるでしょう。

とはいえ、日商簿記2級の試験のチャンスは年に3回あります。
もちろん、一発合格が目標ですが、万が一、一度失敗しても、再度、次の試験に挑戦することをお勧めします。
続けて試験を受けることで、知識を熟知することが出来、試験慣れもしますし、難易度が変動する可能性も十分あります。


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