激しく変動する簿記2級の合格率【合格率】

日商簿記2級は年間約16万人が受験し、4万7千人が合格しています。
(2013年の場合)約29.3%の合格率ですが、1回1回の試験の合格率を見ていくと話は別です。
難易度のところでも触れますが、試験の回によって、簿記の合格率は激しく変動します。

ここ10年で一番合格率が低かったのは平成16年6月の試験が5.7%でした。
しかし、その次の平成16年11月には46.97%でほぼ2人に1人が合格しています。

日商簿記は絶対評価で、合格点が70点と定められており、合格者の人数が決まっていません。
例え、合格者の人数が1人であったとしても、平均点などを考慮しないので、実力主義の試験と言えるでしょう。

直近の3年分のデータでは、
平成26年6月 34.6%
平成26年2月 41.6%
平成25年11月 22.5%
平成25年6月 13.9%
平成25年2月 47.6%
平成24年11月 22.9%
平成24年6月 30.7%
平成24年2月 31.5%
平成23年11月 44.5%


と推移しており、平均32.2%の合格率です。(平成25年6月を除くと34.4%)
平成25年6月は、過去3回分で出題されていなかった『銀行勘定調整表』が出ています。
これが合格率を下げた要因ではないかと思われます。ちなみに『銀行勘定調整表』は最新の平成26年6月にも出題されました。
合格率は13.9%から34.6%へ大幅にアップしています。つまり、合格者の多くは最低直近3回分の過去問をこなしてくるということが分かります。

ちなみに公式の発表ではありませんが、出題側により年間で合格率が調整されていると言われています。
実際に、上記のデータを見るだけでも、合格率が非常に低かった次の回は合格率が上がり、合格率が高かった次の回は合格率が下がっているように見受けられます。
合格率が高い回が続いているからといって油断せず、過去問や予想問題をしっかりやり込みましょう。