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簿記2級の通信教育の長所と大手企業の特徴【通信教育】

日商簿記2級は多くのメジャーな予備校が通信教育の講座を提供しています。
通信教育の長所は、
①効率の良い勉強方法を提示してくれる点、
②分からないことに対する答えが必ず返ってくる点、
③やらなければいけないことや客観的に自分の苦手な点、実力を企業側が提示してくれる点でしょう。

簿記2級は独学でも十分取得可能な資格ではありますが、独学は、今の自分の実力が見えなかったり、勉強が足りていないのではないかと思う不安が湧いてきます。逆に過信してしまうこともあるでしょう。
通信教育では、模試方式で見えない不安を取り除き、より効率の良い勉強が出来るので、毎日コンスタントに勉強したい方にお勧めです。

以下、主な予備校や通信教育会社による講座の情報を箇条書きにしてみました。

【①予算、②勉強期間(サポート期間)、③教材、④特徴】

ユーキャン【①\59,000、②6ヶ月(1年)、③テキスト・問題集・DVDなど、④イラストによりポイントが分かりやすいテキスト&1日60分の勉強時間】

Z会【①\26,742円、②2ヶ月(1年)、③テキスト・問題集・オンライン模試、④既学習者向けの短期カリキュラム。Web上の「マイページ」で、学習状況・成績の確認やテストの解答送信など状況管理が出来ます。】

柴山会計ラーニング【①オンライン講座\39,800、DVD講座\42,000、③テキスト&動画・問題集、④合格者には2万円のキャッシュバック制度有り。60分×23本の動画講座で全項目カバー】

TAC【①Web通信講座¥59,000、DVD通信講座\70,000、②150~200時間、③テキスト・問題集&DVDもしくはWEBなど、④電話でのフォロー体勢はもちろん、電話に抵抗がある方の為に質問カードのサービスも】

資格の大原【①Web・DVD・CD・DL\66,800、資料通信講座\37,000、②1~5ヶ月、③Web・DVD・CD・DLのどれか+テキスト・問題集、もしくはテキスト・問題集のみ、④各種コースが用意されていて、都合に合わせて選択出来ます。工業簿記では丸暗記するだけではなく図解や表を用いて理解しやすくしてあります】

お勧めの簿記2級問題集の使い方と選び方【問題集】

日商簿記2級の勉強に当たって、1冊の問題集を2~3周は解いておきましょう。
問題集1冊の中には易しい問題から、かなり難易度の高い問題まで載っているので、たくさんの問題集を穴開きで手をつけるより、1冊の問題集を完璧に仕上げた方が効果があります。

初めて練習問題に当たる際は、全くやり方が分からない問題もあるでしょう。その場合は、解説を読みながら解き、数日置いて、もう一度解くことを繰り返します。
本番直前は過去問や予想問題を時間をきっちり計って解いていきましょう。
最低でも、10日~2週間はこの練習に当てるべきかと思います。また、過去問は、直近3回分は解いておくと良いでしょう。

私の場合は、南 伸一著の「本試験型日商簿記2級予想問題集+過去問3回分―第134・135・136回試験対応」と同問題集「137・138・139回試験対応」を使用しました。
この本には予想問題7回分+直近の試験の過去問3回分が収録されています。
予想問題は2冊とも同じ問題の収録ですが、過去問6回分を解くことが出来ました。
また、予想問題に関しても、2冊あることで、問題用紙自体に書き込みが出来、本番を意識して練習することが出来ます。答案用紙をpdfでダウンロード出来るサービスもあるので非常に便利です。

問題集を解いた後は、間違えたところの解説を必ず分かるまで読みましょう。
単純な計算間違いは、もう一度電卓を叩いてみることで、今後のうっかりミス防止に繋がります。
また、間違えた箇所のみノートにまとめましょう。間違いノートは頭を整理するのに役立ちますし、本番の際も持って行き、苦手な項目を試験直前まで確認することが出来ます。

問題集を購入する際のポイントは、解説が分かりやすいかどうかです。
ネットストアの評価を参考にしつつ、自身との相性もあるので(行間の使い方や色使いなどデザイン性は意外とやる気に関わってきます)書店で手にとってみるとより良いかと思います。

簿記2級の読みやすいテキストを選びましょう【テキスト】

テキストの選び方についてですが、とにかく自分に合った読みやすいものを選びましょう。
また、当たり前のことですが、テキストの読みやすさによって勉強の効率が全く違ってきます。
簿記2級を3ヶ月で習得しようと思うと、最初の1ヶ月をテキスト読みに当てます。商業簿記と工業簿記とある為、各科目の理論やルールを理解するのに2週間しか当てられません。その為、読みにくいテキストに手こずっている暇はないのです。

以下は、あくまで私の主観ですが、読みやすいと感じたテキストの例です。参考に選んで頂けると幸いです。

・行間が詰まっていないこと。
・説明文のページに、イラストが少なすぎず、多すぎないこと。(映像で記憶することで、より印象に残りやすくなります。しかし、あまりイラストが多すぎたり、余計なネタを挟まれると気が散る元になります。同じく文字色も2~3色ぐらいが良いかと思います)
・テキストの章ごとに例題が載っている、または別売りだが、テキストの章に照らし合わせた問題集がある。(読むのと同時に簡単な問題を解いていくことで、何が理解出来ていないのか、記憶に残っていないのかが明確になります)

私のお勧めのテキストは福島 三千代著「すいすい簿記日商2級」シリーズです。
これは、章の頭毎に、なんと漫画がついていて、次に学ぶ内容の予告編のようになっています。
別売りで「サクッとうかる日商簿記2級 トレーニング」シリーズが発行されているので、テキストを読みながら、該当箇所のトレーニングを進めると良いでしょう。
また「サクッとうかる日商簿記2級 トレーニング」では、分からない箇所を電話にて質問できるサービスもあります。
独学だと誰かにピンポイントで直接質問することが難しい為、利用したいサービスです。

最後にテキストの使い方ですが、一度さくっと全体を流し読みします。全体のイメージ像を掴み、どこに何が書いてあるかを知るのが目的ですので、分からないことがあっても、この時には無視します。二度目は細部まで理解を深めるよう、しっかり読み込みましょう。
何度も見返すところは、問題を解くようになってからも見返すので、付箋紙などを貼っておくと便利です。

激しく変動する簿記2級の合格率【合格率】

日商簿記2級は年間約16万人が受験し、4万7千人が合格しています。
(2013年の場合)約29.3%の合格率ですが、1回1回の試験の合格率を見ていくと話は別です。
難易度のところでも触れますが、試験の回によって、簿記の合格率は激しく変動します。

ここ10年で一番合格率が低かったのは平成16年6月の試験が5.7%でした。
しかし、その次の平成16年11月には46.97%でほぼ2人に1人が合格しています。

日商簿記は絶対評価で、合格点が70点と定められており、合格者の人数が決まっていません。
例え、合格者の人数が1人であったとしても、平均点などを考慮しないので、実力主義の試験と言えるでしょう。

直近の3年分のデータでは、
平成26年6月 34.6%
平成26年2月 41.6%
平成25年11月 22.5%
平成25年6月 13.9%
平成25年2月 47.6%
平成24年11月 22.9%
平成24年6月 30.7%
平成24年2月 31.5%
平成23年11月 44.5%


と推移しており、平均32.2%の合格率です。(平成25年6月を除くと34.4%)
平成25年6月は、過去3回分で出題されていなかった『銀行勘定調整表』が出ています。
これが合格率を下げた要因ではないかと思われます。ちなみに『銀行勘定調整表』は最新の平成26年6月にも出題されました。
合格率は13.9%から34.6%へ大幅にアップしています。つまり、合格者の多くは最低直近3回分の過去問をこなしてくるということが分かります。

ちなみに公式の発表ではありませんが、出題側により年間で合格率が調整されていると言われています。
実際に、上記のデータを見るだけでも、合格率が非常に低かった次の回は合格率が上がり、合格率が高かった次の回は合格率が下がっているように見受けられます。
合格率が高い回が続いているからといって油断せず、過去問や予想問題をしっかりやり込みましょう。